第10回記念「子ども環境学習発表会」レポート

2018年11月24日に、環境教育ポスターコンクール10周年を記念して、「子ども環境学習発表会」を開催しました。
このページでは当日の様子をご紹介します。

開催目的
未来の地球環境を創る子ども達が、環境問題について調べ学習や活動を実施し、その内容を発表するとともに、「これからどんなアクションを起こしていきたいか」を宣言する場として、発表会を実施しました。
日時・実施場所
平成30年11月24日(土) 東京ウィメンズプラザ(青山)
第10回環境教育ポスターコンクール表彰式と同時開催しました。
募集対象
小学生・中学生・高校生(同じ学校に通う児童生徒のチーム(1名でも可))
対象となる活動等
平成29年4月~平成30年8月に行った環境に関する調べ学習や活動

例)地球温暖化、リサイクル、自然環境保護、生物多様性の保全、環境美化等、環境に関わるテーマについての調べ学習や具体的な活動など

発表いただいたチーム

発表会当日は、まず、ニュージーランド、ブータンから届いた環境に関するビデオメッセージが上映されました。

ニュージーランドからのビデオメッセージ

ブータンからのビデオメッセージ

そのあと、4校5チームから発表がありました。発表会では、どんなテーマを選び、どのように調べ学習・実践活動を実施したか、活動を通じてどんなことに気付いたかを発表していただきました。最後に、活動を通じて、これから自分たちがどのようなアクションを起こしていくべきかを宣言していただきました(子ども環境宣言)

広尾学園高等学校 豊島 亮さん 「Animal Extinction(動物の絶滅について)」
※英語での発表
広尾学園高等学校 今野 杏紀さん 「Geothermal Power(地熱発電)」
※英語での発表
クラーク記念国際高等学校
ペット生命科学コース(6人)
「絶滅危惧種の保護法」
埼玉県戸田市立芦原小学校
6年生チーム(5人)
「環境をよりよくするために、私たちにできること」
岡山県赤磐市立山陽小学校
5年生チーム(2人)
「砂川たんけん」
砂川の淡水魚を知り、砂川のよさを見つけ、
郷土のよさを守る活動

発表の様子 発表の様子

全ての発表が終了した後、会場にお集まりの皆様に、「もっとも心に残った発表」を1つ投票していただきました。その結果、岡山県赤磐市立山陽小学校が最優秀校として選ばれました。
山陽小学校のお二人には、改めて、「子ども環境宣言」を読み上げていただきました。

発表の様子

「子ども環境宣言」
たくさんの淡水魚が住む『砂川』
校歌にもうたわれる『砂川』
私たちは、ともに生きる小さな命を守って未来へつなげます。

第10回環境教育ポスターコンクール表彰式は、学習発表会とポスターの両面から、子ども達が自分たちの内面にある気持ちを表現し、聴衆ひとりひとりに環境について「自分たちにできること」を考えていただく機会となりました。
今後も環境教育ポスターコンクールを通じて、子ども達が環境について考える機会を提供してまいります。皆様のご応募をお待ちしております。

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